薬物療法

ケロイドの治療に使われる薬は、外用薬、注射薬と内服薬があります。
薬物療法では、内服薬、外用薬、注射薬を組み合わせて行います。

■内服薬
ケロイドの治療に有効な内服薬は、抗アレルギーであるトラニラスト
(リザベンR)であるとされています。トラニラストはケロイドや
肥厚性瘢痕が大きくなるのを抑制したり、痒みや痛みなどの症状を
改善する効果があります。トラニラストはケロイドの組織中にある
炎症細胞が出す化学伝達物質を抑制し痒みや痛み、ケロイドの増大
を沈静化させるとされています。
内服薬はケロイドの症状が現れたらなるべく早期に服用し、医師の
診察と併せて、3カ月〜半年位の服用が目安となっています。

■外用薬
ケロイドの治療に使われる外用薬(塗り薬)にはアンテベートRや
フルコートなどステロイド(副腎皮質ホルモン)含有軟膏と
非ステロイド系抗炎症剤、ワセリンなどの保湿剤があります。
ステロイド剤はケロイドの炎症を抑えたりする治療効果が高いのですが
副作用が出る場合がありますので、専門医とよく相談しながら治療を
受けることが重要です。
ケロイドの治療には、塗り薬だけでの治療は難しいのが現状です。

■ 注射薬
ケロイドの中に 懸濁ステロイド(副腎皮質ホルモン)を注射する治療法です。
ステロイドと聞くと敬遠される方も多いのですが、ステロイド注射による
治療はケロイドの部位や大きさにより、医師が適切な治療法と判断した場合
に用います。
この注射による治療方法はケロイドの赤みや盛り上がりが著しく改善され
ますが、ケロイドに直接注射するため、かなりの痛みを伴います。
また治療には十数回か数十回繰り返し注射する必要があります。
ステロイドの効果が強すぎて逆にくぼんだ瘢痕になったり、毛細血管の
拡張を呈して周りの皮膚の色が薄くなる、女性の場合は生理不順になる
などの副作用が出ることもあります。

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